上海常住人口について

陳輝楠「今年常住人口将増30万」『東方早報』2007年12月7日
兪立厳「面費孕検明年起全市推広」『東方早報』2007年12月7日


上海市人口計劃生育委員会等が12月6日に開いた「2007年度上海市人口和計劃生育情況駐滬領館通報会」によると、2007年度の上海市の人口は2006年よりも30万人増加して、1845万人に達する見込み。2006年に、上海の「流動人口」は627万人に達し、そのうち「居住半年以上」は467万人で、既に常住人口の25.7%を占めている。新生児出生数は2006年の13.42万人から2.5万人増え、16万を超える見込みである。この出生率の増加は2015年まで持続することが予想されるという。「上海戸籍人口」のうち、60歳以上の「老年人口」は275.62万人で、20.1%を占めている。また、「上海戸籍人口」の平均寿命は80.97歳。
一方、12月6日に開かれた「2007上海国際健康大会」での謝玲麗上海市人口計劃生育委員会主任の発言によると、2005年のデータでは、25歳以上で大学卒業以上の学歴の割合は5.1%だったという。紐育の場合は30.5%。また、上海における「新生嬰児缺陥率」*1は9%前後だが、中国の平均は4〜6%で、世界平均は6%。さらに、元々の上海人と外来者では、「生育観念」に差異があり、或るアンケートの結果では、出産するつもりがないという人は、上海人女性で4.5%に対して、外来者では6%。

See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20061107/1162891928

*1:凄い言葉!