周口店

 程奕「周口店80余年来首度開放」『東方早報』2007年6月5日


7月8日から1929年に北京原人の頭蓋骨の化石が発掘された周口店遺跡が一般公開される。特に、1921年に最初に発掘された「猿人洞西側」は初めての一般公開となる。周口店遺跡には1953年に博物館が開設されているが、博物館と「遺跡区」を「厳格分開」するために、旧博物館は既に壊され、2008年に面積1万平米の新博物館がオープンするという。その展示品は、1921年以来現在までに27箇所で発掘された化石、「包括来自40個猿人個体的200多件人類化石、10万件石器和百種動物化石」。
1929年に発掘され、忽然と消えてしまったあの頭蓋骨のほかは、今に至るまで北京原人の完全な頭蓋骨というのは発掘されていないのか。