http://www.thebigword.com/TranslationAndInterpretingGlossaryOfTerms.aspx?Language=ja-JP
通訳ということについて調べ物をしていて発見した。
また、下里幸という方が書いている通訳についてのテクスト*1はとても興味深い。例えば、
それから、通訳の「職業倫理(Code of Ethics)」について;
ミネソタで行われた実験によると、Interpretation(通訳)が行われるとき、訳者が実に30%〜50%もの誤ったメッセージを伝えていることが分かったのです。 誤ったメッセージには、error(最初からメッセージの取り違いを起こし、伝えてしまう)、addition(クライエントやサービスの提供者が言ったことに、訳者自身がメッセージを付け足している)、またはomission(クライエントやサービスの提供者が言ったことを無視して訳さない)、が含まれます。
・Confidentiality(守秘義務): 通訳中に交わされた情報は、一切外部には漏らさない。 (たとえそれが家族であっても。) しかし、守秘義務にも限界があり、ある特定の場合は守られないこともあります。 例えば、子供虐待はいかなる理由でも通報されます。 また、自己、他人に危害を及ぼす危険性が明白で疑いようのない場合も、この守秘義務は破られます。
・ Accuracy: メッセージの意味を変えずに、まったくそのまま通訳する。
・ Completeness: 相手が言ったことに忠実に通訳する。 そこには、ジェスチャーや表情、声のトーンや抑揚なども含まれる。
・ Professionalism: 双方にとって、中立の立場である。 職業倫理をよく理解している、など。
・ Continuing Education: 学会やトレーニングに出席するなどして、常に新しい情報を得て、より良い通訳ができるように努力する。 "
・ Representation: 通訳者としてできること、またできないことを理解し、クライエントにも説明する。 必要の場合は、専門家に照会する。
・ Conflicts of Interest: 通訳の場以外で、通訳者とクライエントが関係を持ってはいけない。 また、自分の信条とは異なるクライエントに当たっても、自分の意見や考えを押し付けてはいけない。
・ Impartiality: 常に、中立の立場でいなければならない。 クライエントの判断、決意を尊重しなくてはいけない。
・Acceptance of Assignment: 通訳者として、できることできないことを理解し、もしできないのであれば、その仕事を受け入れない、など。
・Conduct toward Clients and Providers: 相手を尊重し、公平に扱わなければならない。
・Conveying Cultural Information: ステレオタイプ、偏見などを避け、異文化を理解する。
叩いて埃が全く立たないような人というのは殆どいないのだろうが、何よりも笑わせてくれました。ところで、「ヤンキー先生」と私には共通点が1つあるのだが、それは知っている人は知っているだろうし、知らない奴にとってはどうでもいいことだ。