承前*1
『サンスポ』の記事;
武田鉄矢って、ヴァラエティ番組の中で通俗心理学を振り回すとかしていて、誰か往復ビンタをかます人が現れないのかと常々思っていた。「大事なのはいじめられる奴を鍛えること」とはどういうことなんだよ。これに対しては、〈経験者〉であるらしい人の
「死んじゃダメ!」武田鉄矢が中学生へ“金八流”メッセージTBS系ドラマ「3年B組金八先生」の坂本金八先生役でおなじみの俳優、武田鉄矢(57)が9日、東京・足立区内で12月13日発売のCD「桜中学音楽大全集」の特典DVD「暮れなずむ街 ロケ地ウォーク」の撮影を行い、最近世間を騒がせている中学生のいじめについて語った。
27年間にわたって金八先生役を務めた武田は、「27年で一番変わったのは日本の中学生」と指摘し、「中学生のみなさん、死んじゃダメ!」とメッセージ。深刻ないじめ問題について、「いじめる奴を説教しても変わらない。問題はいじめられる奴で、大事なのはいじめられる奴を鍛えること」と金八流の考えを示した。また、「教育に関する解決法は討論で生まれるものではない。現場の教師たちからいいアイデアが出てくると思うので、もう少し冷静に見守りましょう」と呼びかけた。
この日のロケには、大森巡査役の鈴木正幸(60)と道政明子役の大川明子(42)も参加した。
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200611/gt2006111012.html
という言葉を引いておこう。
逃げるなどと思いもよらず、「頑張れ」なくなった挙句、不登校という形でドロップアウトできる人はまだ幸せだ。危ないのは、中途半端に「頑張れ」てしまう人間である。「その程度で自殺するような意志の弱い人間だからいじめられるのだ」「自分の根性を鍛え直せばいじめは収まる」という意見を多く見かけたが(金八先生まで同様のことを言っているらしい)、それ以上頑張らせては死期(あるいはクリティカルな暴発)を早めるだけだ。
http://d.hatena.ne.jp/Dryad/20061110