Koreans in Shanghai

CHOI, Mina “Home Country Comforts” that’s Shaanghai February 2006, p.61

 上海在住の韓国人は、韓国領事館による公式の数字で3万人、非公式には4万人。また、韓国系の事業所は1万を超える。宗教でいえば、呉中路にあるUnited Korean Church(プロテスタント?)の信者は2500人。重慶路にあるカトリック教会は月に1度韓国語のミサを行い、600人の信者を集めている。上海のコリア・タウンは市の西部、虹橋空港の近く。例えば、青杉路や紫藤路。
 韓国といえば、新天地の近くに「大韓民国臨時政府」蹟があるが、その周辺を韓国資本が中心になって再開発することが決まっているらしい。また、現在の駐上海韓国領事は独立運動の志士・金九の孫である。
 上海における韓国的なもののプレゼンスは、『大長今』から美容整形まで、日増しに強まっている。Andrew Ballen曰く、”Nowadays, the hottest movies, music, fashion, you name it, come not from Southern California, but from South Korea.”*1
 『大長今』、日本では『チャングムの誓い』の英語でのタイトルをA Jewel in the Palaceということを知った。
なお、崔さんのテクストによると、韓国人、特に女性にとっての上海の魅力は”freedom from their in-law”であるらしい。

*1:Andrew Ballen “Seoul Train” that’s Shaanghai February 2006, p.29.