8+1

数日前に、ちくま新書の『世界哲学史』全8巻+別巻*1を読了。
このシリーズの特徴は、「世界」「哲学史」であるとともに「世界哲学」「史」であろうとしていることだけど、それが成功しているか否かは微妙なところだ。
全8巻+別巻に夥しい人名が出て来て、人名索引もちゃんとあるのだが、不満を言えば、人名の欧文の原綴りが殆ど出ていないことだ。読みながら、その人にちょっと興味が湧いて、関連の情報をネット検索しようとしても、欧文のスペリングがわからなければ、英語を初めとする欧文のソースへのアクセスは困難になってしまう。