スーパー原発作業員

くらのすけ*1クマムシのDNAを人に組み込む計画が進行中」https://nazology.net/archives/47612


この記事に添付されている写真もそうだけど、クマムシ*2の写真というのは多分殆ど全て、10倍以上に拡大した写真だということを忘れてはならない。本物の体長は長くても2mm未満。こんなに大きい筈はないのだ。
さて、


クマムシは、生物界最強の耐久性を持つことで知られており、真空でも絶対零度でも死なず、多量の放射線を浴びても平気です。

研究を進めるワイル・コーネル大学(米)の遺伝子・生物学者クリス・メイソン氏は、「クマムシの能力を遺伝子的に掛け合わせることで、過酷な宇宙環境を耐え抜く人体が作れるかもしれない」と話しています。


2016年の研究で、クマムシの体内に、放射線からDNAを保護する役割を果たす「Dsup」*3というタンパク質が発見されたのです。

そして、ヒトの細胞にDsupを与えて放射能の照射テストを行うと、Dsupを持っていないヒト細胞に比べ、受けるダメージが半減することが判明しました。しかも、Dsupを持つ細胞は、照射後も分裂・繁殖機能を維持していたのです。

メイソン氏は、「Dsupを人体に組み込めば、放射能に耐えられる宇宙飛行士が誕生する可能性は高い」と述べています。

「あらゆる難関をクリアし、人体にDsupが付与された暁には、人類初の「X-MEN」が誕生するのは間違いないでしょう」。でも、〈クマムシ人〉はスーパー原発作業員として引く手数多だろうね。宇宙開発業界と原子力村の間で争奪戦が勃発するのでは?
See also


Stacy Liberatore “Genetically modifying human cells with DNA from a TARDIGRADE could help astronauts withstand the deadly effects of long-distance space travel” https://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-7662075/Genetically-engineering-humans-TARDIGRADE-DNA-help-humans-survive-space-travel.html