Monday morning in London

Haroon Siddique “‘Doomsday preacher’ on Wimbledon train causes passengers to flee” https://www.theguardian.com/business/2017/oct/02/doomsday-preacher-wimbledon-train-station-passengers-flee


忘れないうちにメモしておく。
10月2日午前8時半頃、倫敦の南西鉄道のウィンブルドン駅を出たばかりのウォータールー行きの通勤電車の車内で、或る男が突然「旧約聖書」の一節のような文句を唱え始め、さらには同性愛は罪だ、結婚前のセックスは罪だ、悔い改めよ! と静かに説教した。乗客たちはこれを聞いてパニックになり、ドアを開けて、次々と線路に飛び出した。彼が「審判の日(doomsday)」や「来世(afterlife)」に言及したと証言する乗客もいた。そのため、南西鉄道を運営するネットワーク・レイルは電源をオフにせざるを得なくなり、 南西鉄道は遅れに遅れ、数万人の通勤客が影響を受けた。交通警察はこの男を尋問したが、リュックサックには水筒と本しか入っていなかったので、逮捕はしなかった。
西鉄道の電源は架線ではなく、サード・レイル。線路の脇にある給電用のレイル*1。電車から飛び出せば、感電死する危険がある。
お正月の初詣で賑わう寺社の近くなどの人混みの中にスピーカーを背負って立ち、悔い改めよとか基督教系のメッセージを発していた人というのは、今でもいるのだろうか。
まあネット上では、倫敦の電車男のような存在は決して珍しくないだろうけどね。