「90歳で再婚の元公明党委員長 創価学会と党の関係暴露で除名の過去」https://www.dailyshincho.jp/article/2016/06110552/?all=1
元公明党委員長の竹入義勝氏が日蓮正宗の信者仲間の60代の女性と再婚し、福岡に移住しているという話。
記事にもあるように、竹入氏は1998年に(元委員長でありながら)公明党を「除名」されている。同時に創価学会も破門されている筈。「朝日新聞紙上で創価学会と公明党の政教一致の実態を暴露し」たこともあるけれど、宗門と創価学会との抗争の表れという側面もあったのではないか。まあ、その後数年間の竹入バッシングはとにかく凄かった。週刊新潮は「聖教新聞や公明新聞はその後、“天下の変節男”“欺瞞の天才”“恩を仇で返す人間失格”と、竹入氏に批判の集中砲火を浴びせ続けた」と述べているのだが、実は部外者も読む『公明新聞』や『聖教』はまだ遠慮しているところがあって、いちばん酷かったのは(殆ど学会関係者しか読まない)『創価新報』だったのでは? 金正恩による張成沢殺し*1に際して、竹入バッシングを想起した人はどれほどいただろうか。かつて新進党が解党した際に、公明党に復帰せず、小沢一郎の自由党に合流した人々もいた。例えば二見伸明*2とか東祥三*3とか。これは当時の竹入バッシングの衝撃と関係あるんじゃないかと思ったが、ただの推測にすぎない。
『週刊新潮』はまた、1950年代の創価学会「折伏大行進」を取り上げている;
「創価学会を巨大化させた「折伏大行進」の陰」http://news.livedoor.com/article/detail/13015911/
*1:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20131209/1386614003 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20131215/1387040072 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20131217/1387283692 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20131219/1387465406 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20131227/1388113177 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150515/1431649322 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20151217/1450372122
*2:Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110422/1303463830
*3:Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130709/1373388044