壱億飛んで捌佰萬圓(消費税込み)

週刊文春」編集部「三代目JSB 1億円でレコード大賞買収の「決定的証拠」」http://shukan.bunshun.jp/articles/-/6709


曰く、


2015年末の「日本レコード大賞」をダンス&ヴォーカルグループ「三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE」(以下、三代目)の曲「Unfair World」が獲得した裏で、芸能プロダクション「バーニングプロダクション」が、三代目が所属する「株式会社LDH」に対して1億円を請求していたことが、週刊文春の取材により明らかとなった。

 週刊文春は1億円の請求書の写しを入手。請求書は、バーニングが通常使用するものと書式や社印が完全に一致した。但し書きには〈年末のプロモーション業務委託費として〉と記載されている。

 レコ大は、今年で58回目を数える老舗音楽祭だが、スポーツ紙の記者などが務める審査委員のレコード会社やプロダクションによる買収疑惑、談合疑惑が長らく取り沙汰されてきた。だが、これほど決定的な証拠が出てきたのは初めて。

本文が始まる前に、その「請求書」の写真が掲げられている。ただ「年末のプロモーション業務委託費」が「レコード大賞買収」になるのか、その間を繋ぐ事情については『週刊文春』の本体を買え、ロハでサイトを覗いただけの奴なんかには教えてやらないぞ、ということなのだろう。この事件の弱点を言えば、エロの欠如ということだろう。「日本レコード大賞」を巡る「買収疑惑、談合疑惑」は「長らく取り沙汰されてきた」わけだが、そうした根拠があるのかないのかわからない噂の中には、金だけでなく色仕掛けに関するものもあったのだ。
ところで、「年末のプロモーション業務委託費として」だけしか書いていない、いわばすかすかの「請求書」で、会計を通るのだろうか。会計監査は? 会計は通ったとして、税務署は業務上の出費として認めてくれるの? これが通るなら、あの舛添要一東京都知事を辞める必要はなかった筈だ*1
上の記事から、「関連記事」として今年7月の記事の存在を知った;


週刊文春」編集部「EXILE事務所の元社員4人が告発「土下座、丸刈り、ラーメン10杯強要……蔓延する体育会系イジメ」」http://shukan.bunshun.jp/articles/-/6359


曰く、


EXILE三代目J Soul BrothersE-girlsなど多くの人気アーティストが所属する芸能事務所「LDH」で陰湿な社内イジメが多発していることが週刊文春の取材により明らかとなった。同社の元社員4人が告発した。

LDHでは、社長のHIROさん(五十嵐広行・47)を頂点に、上下関係は絶対。よく言えば体育会系、悪く言えばヤンキー系です」(LDH関係者)

 中でも告発者が真っ先に名前を挙げるのが双子の“名物役員”のX氏とY氏。彼らに大阪の路上で土下座をさせられたり、ラーメン10杯の完食を強要された元社員もいる。営業宣伝部部長Z氏を怒らせた咎で頭を丸刈りにした社員や、月220時間にも上る時間外勤務をしたが、適正な残業代をもらえず、労働基準監督署に相談した元社員もいた。

「よく言えば体育会系、悪く言えばヤンキー系」という表現に笑ってしまった。また、「ラーメン10杯の完食を強要された」ということにも。あと、腕立て伏せ100回とかグラウンド10周とか兎跳びで100米とかもやってほしい、と無責任に思ってしまった。EXILEと「ヤンキー」を巡っては、http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090702/1246567126 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091117/1258470247 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20131112/1384222612も。