天婦羅という発想はなかった

http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160220/1455933177に対して、「広津柳浪は食べるものがない時、庭の池の金魚をてんぷらにして息子の和郎に食べさせたそうな。」というコメント*1。「金魚」の天婦羅という発想がなかった。というか、川魚の天婦羅という発想が。川魚は焼くか煮る。公魚は揚げるけれど、天婦羅ではなくフライ。鯊は天婦羅にするけれど、これは汽水域に生きる魚なので川魚とはいえない*2。そういう偏見のうちに生きているのだが、気になって検索してみたら、「金魚」の「てんぷら」の写真を発見;


「金魚の天ぷらを出す店」http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12110537692


また、「前にテレビで大正時代〜昭和初期にかけては/大阪の串カツ屋さんで金魚の天ぷら(フライ?)がメニューにあったと聞いたのですが本当ですか?」という『知恵袋』への回答は質問に正面から答えたものではないのだけど、色々と興味深い*3