「ワンマン社長」、思春期以前

毎日新聞』の記事;


生徒に水垂らし「若いからはじく」 教諭処分

毎日新聞2015年12月23日 16時35分(最終更新 12月23日 22時06分)

 広島県教委は22日、膝に座らせるなど女子生徒5人に対しセクハラ行為を行ったとして、県東部の県立高校男性教諭(41)を同日付で停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。男性教諭は同日、依願退職した。


 県教委によると、男性教諭は今年6月から9月にかけて、顧問を務める運動部の女子生徒を自分の膝に座らせたり、マッサージを行ったりした。また、生徒がはいていた練習着のショートパンツの股下の長さを測ると称して、手で腹部や内ももを押さえたという。

 他にも腹筋をしている生徒の太ももに、自分が飲んでいたコップの水を垂らし、手で拭きながら「若いから水をはじく」という趣旨の発言をしたという。

 同じ部活の女子生徒が、副顧問の女性教諭に相談して発覚。男性教諭は「わいせつ目的ではなかった」としているが、県教委の調査に「勘違いし、王様気分、ワンマン社長気分で調子に乗っていた」などと話しているという。【高橋咲子】
http://mainichi.jp/articles/20151223/k00/00e/040/208000c

被害者の方々には申し訳ないのだけど、笑ってしまった。「王様気分」というけど、きょうび「王様」というのはあまりリアリティがない。それよりも、「ワンマン社長」の方がリアリティがあるといえるだろう。ただ、「セクハラ」とはいっても、具体的にやっていることは、(この記事を見る限り)わけわからないというか、思春期以降の男の子なら恥ずかしくてやらないんじゃないかということばかりであるようにも思える。学校を舞台とした他の「セクハラ」事例と比べていただきたい*1。被害者にとっても、端的にキモかったのではないだろうか。「処分」だけど、「停職6カ月」よりも半年間本物の「ワンマン社長」、例えば渡辺美樹*2の許に身柄を預けるということにすれば面白かったのでは?