Doraemon blue

『朝日』の記事;


ダサすぎ? 東京五輪「おもてなし制服」、ネットで酷評
朝日新聞デジタル 7月14日(火)5時10分配信


 東京五輪に向けて、外国人観光客を案内するために生まれたボランティアチーム「おもてなし東京」。期待の若手デザイナーを起用した制服がネット上で「ダサい」と酷評されてしまった。なんで、そうなっちゃったのか。

 「東京の誇りを担い、魅力を世界に発信してほしい」。6月19日に都庁であったボランティアたちの出発式で、舛添要一知事は約40人を笑顔で送り出した。知事が昨年韓国ソウルを訪れた際、赤い制服のボランティアが外国人の道案内をしているのを見たのが、きっかけだった。

 東京の制服は白地のポロシャツ。青いベストとストライプのネクタイを着用しているように見えるが、実際はプリント。帽子の水玉のリボンは、日の丸のイメージ。ポロシャツは1600枚、帽子とカバンは50個用意したという。

 ところが、この制服がお披露目されると、ネットからは否定的な声が相次いだ。「残念すぎる」とまとめサイトに出たり、ツイッターで「都がデザインに口出ししたのでは」と深読みされたり。「和服のほうが良かった」との意見や「逆に目立つからいい」との声も。写真週刊誌は見開きで「ダサすぎないか」。さんざんな反響に、都の担当者は「ボランティアの士気が下がってしまう」と心配する。

 デザインしたのは10人が参加したコンペを勝ち抜いた藤江珠希さん。英国のブランド、アレキサンダー・マックイーンで修業し、現在は自分の名を冠したブランド*1を手がけている。「人混みでもパッと目に付くことが大事。五輪のイメージに合う白、赤、青を基調に、ネクタイとベストはおもてなしと礼儀正しさを出したかった」と言う。

 制服を見たデザイナーのドン小西さんは「日本を象徴する“カワイイ”を採り入れ、未来を感じさせる」と好意的。ただ、斬新なものには違和感も伴う。「発表の場に藤江さんを同席させ、デザインの意図を話してもらえば、騒ぎにはならなかったのでは」と話す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150714-00000005-asahi-soci

特に悪いデザインだとは思わなかった。この「青」の印象は強く、中国に「ドラえもんの色」という評価があるのを読んで、肯いてしまう*2
See also


「タマキ フジエが東京都観光ボランティアのユニフォームをデザイン」http://www.fashionsnap.com/news/2015-05-29/tamaki-fujie-tokyo/index.php
「【インタビュー】「私なりにベストを尽くした」デザイナー藤江珠希が語る東京都観光ボランティアのユニフォーム」http://www.fashionsnap.com/news/2015-06-04/tamaki-tokyo-uniform/
深海*3「タマキフジエのデザインした東京都観光ボランティアのユニフォームがあり得ないほど酷い上に普段の作風と違いすぎると話題に」http://buzzap.jp/news/20150530-tamaki-fujie-tokyo/
obijano1「オリンピックの東京観光ボランティアユニフォームを作ったデザイナー藤江珠希ってセンスないの?」http://matome.naver.jp/odai/2143606349004345201


写真家の大野純一氏*4は「OMOTENASHIって日本語をローマ字表記してること自体が、また自分たちだけが前提として理解しているものを他者は知らないということ知らない内向きさ」と批判しているが*5、これはオリジナルのデザイン画には存在していない*6