プルードン、それから恵比寿

某氏のご教示による。


(日仏会館共催)甦るプルードン―『貧困の哲学』合評シンポジウム

日時: 2015年07月26日(日曜) 15:00 - 17:15
会場: 日仏会館5階501会議室 - 渋谷区恵比寿3丁目
(略)
Pour Proudhon : Comment (re)lire Philosophie de la Misère aujourd'hui?

参加費: 無料 / 日仏会館501会議室

主催 日仏社会学

共催 (公財) 日仏会館

チラシ

19世紀フランスの思想家PJプルードン(1809-65)の主著の一つである『貧困の哲学』が昨年初めて邦訳された。これを機にシンポジウムを開催し、プルードン社会思想の現代性を解明したい。本企画は、19世紀フランスと現代日本とを対話させることにより、日仏の文化と思想を深いレベルで架橋するという学術交流の意義をも有している。

プログラム

15h00 趣旨説明  北垣徹 (西南学院大学・司会)

15h10 第一報告  プルードンにおける所有の問題 宇城輝人(関西大学)

15h30第二報告  プルードン弁証法 金山準(北海道大学)

15h50 第三報告 日仏社会学会とプルードン 荻野昌弘(関西学院大学)

16h10 休憩

16h20 全体討論

17h15 閉会
http://www.mfjtokyo.or.jp/ja/events/details/594.html

プルードン*1の『貧困の哲学』の和訳って出たんだ。これで、(仏蘭西語が堪能じゃない人は)マルクスの『哲学の貧困』から『貧困の哲学』の内容を推測するしかないという知的不均衡状態が解消されることになるのか*2。東京にいる方は、是非とも参加して、感想とかを聞かせていただきたいです。
哲学の貧困 (岩波文庫 白 124-4)

哲学の貧困 (岩波文庫 白 124-4)

さて、「日仏会館」*3が恵比寿に移転してから既に20年になるのか。でも、「日仏会館」というとやはりお茶の水の印象が強い。近くにアテネ・フランセもあったし。お茶の水駅前から、文化学院、日仏会館、アテネ・フランセを経て、坂を下って水道橋に至る道、もう10年以上も歩いていないか。
See also


彌永昌吉「日仏会館の思い出――恵比寿への移転を前にして――」『日仏文化』59、pp.83-100、1995 http://www.nichifutsu-kaikan.jp/pages/059/059_043_052.html
「【行ってみた】恵比寿にある日仏会館ってどんな施設?」http://ebisufan.com/news/nichifutsu.html/