「液体のようなもの」ではなく「液体」

1月に「大阪府高槻市紺屋町付近の路上で、高校3年の女子生徒(18)が男に液体のようなものを顔にかけられ、やけどを負った」という事件があったのだった*1。これは犯人もすぐにお縄になったのだが*2、この「液体のようなもの」とはいったい何だったのだろうか。
以下は大阪府ではなく群馬県高崎の事件。
『朝日』の記事に曰く、


硫酸かけられる事件相次ぐ 不審な男の画像公開 群馬

2015年4月6日21時06分

 6日午後6時すぎ、群馬県高崎市八島町のJR高崎駅ビル内の店舗で、同県渋川市の会社員女性(34)から駅の警備員を通じて「何者かに液体をかけられた」と110番通報があった。女性は右足にやけどの症状があるという。高崎市内では2日、買い物中の女性3人が足などに硫酸をかけられてけがをしており、高崎署は4件とも同一犯による傷害事件とみて捜査している。

 署によると、女性の両足のタイツが一部溶け、右足の甲にやけどの症状が出るなどしているという。女性がかけられた液体を鑑定し、防犯カメラに不審な人物が映っていないか調べている。

 高崎市では2日、買い物中の女性2人がJR高崎駅ビルと同市矢中町のアピタ高崎店で、それぞれ何者かに硫酸をかけられた。また、署は6日、同県玉村町の女子大学生(21)も2日夜にアピタ高崎店で硫酸をかけられたと発表した。セーターの背中やストッキングに穴が開き、左足のくるぶしが赤くなっていた。事件を報道で知り、5日に署に被害を届け出たという。

 署は2日に被害にあった3人に近づくなどしていた男が事件に関与した疑いがあるとして、防犯カメラの画像を公開。男は20〜30代で身長170センチほど。黒のジャケットと丸首シャツ、ベージュのズボン姿。茶の革靴を履き、黒いバッグを持っていたという。
http://www.asahi.com/articles/ASH465J9PH46UHNB00Z.html