瑞西の電車で

朝日新聞』の記事;


スイスの列車内、男が液体まき刃物で乗客襲う 6人けが

ロカルノ〈スイス南部〉=松尾一郎

2016年8月14日08時21分

 スイス東部ザンクトガレン州警察当局や地元報道などによると、13日午後2時20分(日本時間同日午後9時20分)ごろ、スイス東部のリヒテンシュタイン国境近くを走行中の列車内で、男が発火性の液体をまいたり、乗客を刃物などで襲ったりして、少なくとも6歳から50歳までの男女6人が負傷した。男は取り押さえられた。

 警察発表などによると、容疑者はスイス国籍の27歳の男で、移民ではなく、少なくとも1本のナイフで武装していたほか、発火性の液体を所持していた。事件当時、数十人が同じ列車に乗っていたが、やけどや刃物による傷のため、容疑者も含め7人が病院に収容された。AFP通信によると、容疑者と女性1人が重篤な状態だという。

 現在のところ、警察当局は犯行の動機や欧州での一連のテロ事件との関連について明らかにしていない。(ロカルノ〈スイス南部〉=松尾一郎)
http://www.asahi.com/articles/ASJ8G0GGMJ8FUHBI022.html

See also


“Knifeman wounds six and starts fire on Swiss train” https://www.theguardian.com/world/2016/aug/13/knifeman-wounds-six-and-starts-fire-on-swiss-train


『ガーディアン』の記事では、7月に独逸バイエルン州のローカル列車でアフガニスタン系の少年が斧とナイフで乗客に襲い掛かった事件*1が言及されている。しかし、それよりも、もっと最近に起こった倫敦のラッセル・スクェアの事件*2、或いは仙台における「千枚通し」事件*3とかを思い出してしまった。