Endo defeating STAP

承前*1

10月1日の記事だけど、それほど注目されていないのでは? しかし、このニュースは一連の騒動においてかなりの重要性を持つといえるだろう。


「「STAP論文の説明は成立しない」理研・遠藤氏がデータ解析で指摘(要点資料全文)」http://www.bengo4.com/topics/2110/


序に曰く、


STAP細胞のデータ解析をしていた理化学研究所統合生命医科学研究センター・統合ゲノミクス研究グループの遠藤高帆氏が10月1日、記者会見を開き、分析結果を報道関係者向けに発表した。

理研小保方晴子ユニットリーダーらが英科学誌「Nature」に投稿した論文で、STAP細胞から作りだした多能性細胞「FI幹細胞」とされていたものについて、遠藤氏は「2種類の細胞から構成されている」と指摘。ES細胞にちかい細胞と、TS細胞にちかい細胞の、2種類の細胞が混ざったものだったことがわかったと説明した。

さらに、幼齢マウスの脾臓からとったSTAP細胞とされていたものを分析した結果、胎仔として生まれることができない遺伝子異常が見つかったとして、論文の説明は成り立たないと指摘した。

この後に、遠藤氏自身のテクスト(配付資料)が再録されている。このテクスト、今後、文藝評論家の山崎行太郎ちぇんちぇーによって如何に読み解かれるのだろうか。