小野俊一(メモ)

世情に疎く、「原発を問う民衆法廷*1というのが開かれていることを知らなかった。その「熊本公判」が熊本大学で5月25日に開催されたという*2。そこで、元東京電力職員にして医者の小野俊一という人*3が「アミカス・キュリエ」として証言したことが波紋を呼んでいる。これに対して、「福島第一原子力発電所事故収束作業員」の北島教行氏から「法廷」に対して、「忌避申し立て」が行われたが*4、この「申し立て」は却下され、小野俊一は予定通り「証言」を行った*5。しかし「民衆法廷」を報じた新聞は小野の「証言」に全く言及しなかったけれど*6
小野俊一の発言は医学的に不正確で且つ被爆者(被曝者)に対する差別に充ち溢れているのだが、実際にどのようなものなのかは、


東本高志
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/7735ddf33448c5b97c8b5a10fb71d7b6
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/285e91e155388bcf109711e72e742e9f

vanacoral
http://d.hatena.ne.jp/vanacoral/20130407

古寺多見
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20130424/1366734306
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20130422/1366641765
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20120516/1337179004
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20111214/1323874252
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20111203/1322888516
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20111201/1322745573
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20111201/1322671833
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20110907/1315401764
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20110906/1315320965
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20110906/1315245148
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20110905/1315233633
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20110905/1315154702
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20110904/1315119038
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20110904/1315115799


といった文章を参照されたい。
まあ早川由紀夫@火山学*7とか梶川ゆきこ*8とかの同類だと思うのだが、医師免許保持者であるので、その害はさらに強いといえる。
ところで、小野を告発した北島氏は、1970年の「華青闘」(華僑青年闘争委員会)*9の告発に言及し、自らの言動をそれに擬えている。それは、脱原発(反原発)の潮流の中にトンデモ的な濁流が混在しているということだけでなく、原発の近くと遠く、原発労働者と都市住民の間に深刻な溝が存在しているということを証拠付けている。
それから、松井英介という医師が告発されていることも知る。


内部被曝」を巡る〈小野的〉トンデモについてはhttp://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110522/1306002698も参照されたい。