承前*1
http://news.livedoor.com/article/detail/5971115/
http://alfalfalfa.com/archives/4749483.html
「キラキラネーム」なる言葉を知る。「珍名」や「DQNネーム」と同義であると。具体例として、
泡姫(ありえる)
出(で)
美俺(びおれ)
黄熊(ぷう)
金星(まぁず)
というのが挙げられている。
「まぁず」は「金星」じゃなくて火星だろ。「黄熊」で「ぷう」に対して、金井美恵子先生は如何なるコメントをするのだろうか。
それはともかくとして、DQNや低文化資本へのdisりがいっぱい。しかし、そのようにしてdisっている奴らは自分の子どもにどういう名前を付けるのか。こちらの方が楽しみだ。
ところで、「キラキラネーム」や「DQNネーム」が横行する(?)一方で、政治家の子どもには単純な名前の奴が多いのではないか。麻生太郎、河野太郎。それから鳩山邦夫*2の息子も鳩山太郎というらしい。そういえば、(政治家にはなっていないが)宮本顕治*3の息子も宮本太郎だ。これは「キラキラネーム」をつけるようなDQNな人たちでも投票用紙に間違いなく書けるようにという配慮からなのだろうか。まあ「キラキラネーム」は「太郎」のように変な下心がない分、ちょっとはましなのではないかとも思ったりする。ところで、「太郎」とか小沢一郎の「一郎」というのが人名といえるのかどうかというのは微妙だと思う。何しろこれらが指示しているのはジェンダーと順番だけなのだから。「太郎」とか「一郎」は長男ということ以外何も意味していない。また、順番という意味合いもかなり以前から空洞化しているようだ。少子化が進めば、七郎だの八郎だの九郎だの十郎だのは少なくなる。最近これらを含む名前の人が少ないというのは長期的な少子化の効果なのだろう。知人に「五郎」を含む人がいて、凄ぇ、兄弟が沢山いるんだ! と思ったのだが、本人に訊いてみたところ、長男だという。この場合、「五」というのは序数としての意味を喪失しているわけだ。
自分の子どもには当初考えていたのとは全然違う名前を付けた。まあ全然「キラキラ」はしていないけれど。
さて、『DQNネーム』ってサイトがあるんだね*4。
*1:http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070906/1189061438 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20071017/1192588766 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090718/1247899601 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20101205/1291560890 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20101230/1293684644
*2:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20081207/1228581254 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090713/1247449418 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091229/1262082874 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100103/1262530146 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100903/1283483751