How to

承前*1

http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20110712/p2


曰く、「出版物のタイトルとしては1960年代からあって、たとえば講談社が1963から出していた「ハウ・ツウ・ブックス」シリーズがある」。シリーズ名としては既に1960年代に「ハウ・ツウ」が使われているのか。私が「タイトルにずばり〈ハウツー〉が入っている和書というのは『HOW TO SEX』以外に知らない」と書いたのは、ちょうどその本を知ったのと英語における関係詞+to不定詞という言い回しを覚えたのが略同時期だったということと関係があるのかもしれない(たしか中二の頃)。多分、ほかにも探せばあるのだろう。
さて、http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110710/1310316856で引用した『自由に生きるとはどういうことか』で、橋本努氏は大松博文の『おれについてこい!』*2を「ハウツー本」だとしている(p.84)。内容から察するに、この本は「ハウツー本」というよりは〈自己啓発書〉、或いは(ちょっと前に流行った言い方をすれば)〈ポジティブ教*3といったジャンルに入れられるべき本じゃないかと思ったのだが、如何?