本屋@『上海書評』

『上海書評』の5月25日号には「書店」に関する文章が集まっている。


石剣峰「劉蘇里談書店的未来」(p.2)
陳丹丹「時光機中的哈佛書店」(p.3)
鄭詩亮「梧桐砍了、先鋒還在」(p.4)
張鉄志*1「書店:台北的旅游地標」(p.5)


劉蘇里は北京の「万聖書園」のオーナー。陳丹丹の文章は米国マサチューセッツ州ケンブリッジのHarvard Book Storeについて。鄭詩亮の文章は南京の「先鋒書店(Libraire Avant-Garde)」について。
また、上海市内の本屋については、


鄭詩亮「上海小書店的生生死死」
曹柳鶯「紀念:逝去的風景」
猫不許「在文廟約会旧書」(何れもp.14)


鄭詩亮の文章で採り上げられているのは「万象書坊」(大学路)、「1984 Bookstore」(湖南路)、「博師書店」(国権後路)。曹柳鶯の文章は最近閉店した書店について。「在文廟約会旧書」は「文廟」門前の古本屋について。
また、『上海書評』には書斎拝見という感じのコーナーがあるのだが(「海上書房」)、この号には「季風書園」*2総経理、厳搏非氏が登場している(鄭詩亮「誰能想象没有書店的生活?」、p.16)。