今更ながら都知事選(メモ)

先ず福島原発事故が「レベル7」に急遽引き上げられたことについて;


finks83*1 2011/04/12 09:16 統一地方選を待って発表したのかと邪推したくなります。
寧ろレベル7で済めばいいのですが、京大の小出氏が描くワーストシナリオに近づいてきています。
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20110412/1302564795#c1302567414
それはないだろうと思う。何しろ「統一地方選」で民主党は惨敗(というか殆ど不戦敗)だったわけだから。ところで、原発事故をどのように格付けするのかというのはよくわからなかったのだが、「INESのマニュアルに従えば、5万テラベクレルを超えれば、「レベル7」に相当する」*2というふうに、機械的に決まるということでいいのでしょうか。
さて今更ながら東京都知事選挙について。


小川裕夫「投票日まであと2日 候補者たちが訴える「斬新な政策」とは」http://news.livedoor.com/article/detail/5473492/


主要4候補だけでなく所謂「インディーズ候補」に対しても取材を行っているのが面白かった。また、同じ小川氏の「大震災後の都知事選で露呈した公職選挙法の不条理」*3もマークしておく。ここでは、「インターネット選挙」が解禁されないことが批判されている。
「天罰」発言*4にも拘わらず石原慎太郎が当選してしまったのだが、それについては、「たんぽぽ」さんの記事を取り敢えずマークしておく;


http://taraxacum.seesaa.net/article/195535871.html



ここで指摘されているのは先ず民主党の〈敵前逃亡〉、それからそのまんま東aka東国原英夫が意外と健闘して40代以下では石原に迫っていること。東国原英夫渡辺美樹を合わせると石原の得票数を超えていること。また、石原は高齢者層でとりわけ人気が高かったわけだが、その一方で年齢層が上がるとともに小池晃支持が緩やかに増えている。これは「共産党の支持者は年々高齢化している」ということなのだろうか。共産党に対してネガティヴな拘りがあるのは寧ろ俺よりも上の世代だと思っていたのだが。若い世代では良くも悪くも〈共産党〉に対する拘りは稀薄なのではないかと思っていた。熱湯浴は民主党まで一絡げにしてサヨク扱いしてしまうわけだが。


ところで、ネット上ではまだ原発推進派も元気なようだが、


http://energy-policy.net/


を見る限り、ハードコアな原発推進派はいないじゃないか。石原慎太郎でさえ逃げを打っている。