土曜日、Jonathan Wattsの新刊、When a Billion Chinese Jump: How China Will Save Mankind – Or Destroy It(Faber & Faber, 2010)が某本屋の店頭に出ていたので買い求める。Jonathan Wattsは『ガーディアン』の記者で*1、この本は環境問題を中心に据えた中国紀行。
When a Billion Chinese Jump: How China Will Save Mankind - or Destroy it
- 作者: Jonathan Watts
- 出版社/メーカー: Faber & Faber
- 発売日: 2010/07/01
- メディア: ペーパーバック
- 購入: 1人 クリック: 18回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
次いで、Art Labor 2.0*5の陸新建『城市基因(City DNA)』。都市をこのような仕方で表現するというのは彼が初めてというわけではないだろうけど、とにかく(抽象画なのか具象画なのかということを超えて)魅力的な作品群だ。上海、北京、東京、ソウル、香港(中環)、紐育(マンハッタン)、台北、ヘルシンキ、ローマ、ブリュッセル、アムステルダムetc.
独逸ケルン歌劇団(Oper Koln)によるリヒャルト・ワーグナーの『ニーベルゲンの指輪(Der Ring des Nibelungen)』の上海公演*6はTVで生中継・生放送されていた。金曜の夜、フィナーレの『神々の黄昏』を視る。都市の廃墟をイメージしたなかなかアヴァンギャルドな舞台デザイン。
また、ウィリアム・フォーサイス振付けによるフランダース王立バレエ団のバレエImpressing the Czarが10月1日と2日に上海大劇院で上演されることを知る*7。これは亜細亜における初演。
Sam Tanenhaus The Death of Conservatism*8を読了。この本については別エントリーにて何かメモする予定。
- 作者: Sam Tanenhaus
- 出版社/メーカー: Random House
- 発売日: 2009/09/01
- メディア: ハードカバー
- クリック: 5回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
*1:彼が書いた記事は、http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060824/1156440903 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060830/1156906962 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20061110/1163134759 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090822/1250887910 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091226/1261797005 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091230/1262195237で言及している。
*3:See http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070613/1181710159
*4:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100521/1274458717 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100524/1274712837
*5:http://www.artlaborgallery.com/
*6:See http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100412/1271048154
*7:CityWeekend September 23 2010, p.26