承前*1
少しメモ。
お線香屋*2も入れ込んでる八切止夫の歴史観(特に、日本列島において大和朝廷以前に先住民による政権が繁栄していたという先住民史観)を左翼に橋渡ししたのは太田竜*3。また、ドラゴンとの繋がりはわからないが、赤軍派の梅内恒夫。さらに、東アジア反日武装戦線やそれに続く1970年代の爆弾闘争の人々。例えば、加藤三郎や大森勝久*4。偽書『東日流外三郡誌』のブームとも関係がある。それを介して、「緑の党」*5の三橋辰雄にも影響を与えている。
また、平地/山地の対立を強調した柳田國男の初期作品、特に「山の人生」などの受容のされ方と関係あるか。
- 作者: 柳田国男
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1976/04/16
- メディア: 文庫
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*1:http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060927/1159360317 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091019/1255890095
*2:http://blog.goo.ne.jp/hienkouhou/e/
*3:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20061019/1161241212 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090522/1242956896 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090819/1250656927 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091019/1255976160
*4:大森氏は北海道庁爆破事件の犯人として死刑判決を受けているが、本人は冤罪を主張しており、死刑確定後も再審請求を行っている。
*5:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060814/1155541880