広元など

承前*1

先々週の土曜日にアーティストのK氏から雲南人で飲もうという誘いがあって、南匯の新場*2近くの某アーティストのアトリエに行った。そこで、四川省出身のグラフィック・デザイナーと雲南省昭通出身の演劇人にも会った。昭通は5月12日の地震雲南において唯一死者が出た場所である。また、ときどき部屋の掃除を頼んでいるおばさんが四川の広元の出身で、広元では既に1000人以上の死者が確認されているが、訊いてみたところ、取敢えず彼女の身内は無事であるとのこと。上海には四川省出身の大学生が6000人以上、出稼ぎ労働者が6万人以上住んでいる。
広元ということで、あんとに庵様が広元について触れている*3。また、そこで言及されている漢中は義母の出身地。取敢えず、今のところ、漢中の身内について悪い報せは届いていない。


HOWARD W. FRENCH “Earthquake Opens Gap in Controls on Media” http://www.nytimes.com/2008/05/18/world/asia/18press.html


中国における〈報道の自由〉の重要なステージを切り開いたのは、ジャーナリストが勝手に被災地に入ることを禁止するという当初の政府の命令を無視して現場に突撃した上海の『東方早報』の記者であったことが書かれている。