暫く前に(上海で)買った本。買ってすぐ、Introductionだけは(笑)読んでしまった。値段はRMB130、中国の本が6冊買えるお値段;
Jonathan Spence The Chan’s Great Continent: China in Western Minds, Penguin Books, 2000.
マルコ・ポーロ以後の西洋における中国像ということだが、近現代だけでも、マーク・トウェイン、ピエール・ロティ、クローデル、セガレン、ブレヒト、アンドレ・マルロー、カフカ、ボルヘス、カルヴィーノ、さらにはリチャード・ニクソンにヘンリー・キッシンジャーetc.と、ともかくセレブたちの揃い踏みではある。
Preface
Inntroduction1. The Worlds of Marco Polo
2. The Catholic Century
3. The Realist Voyages
4. Deliberate Fictions
5. Matters of Enlightenment
6. Women Observers
7. China at Home
8. The French Exotic
9. An American Exotic?
10. Radical Visions
11. Mystiques of Power
12. Genius at PlayNotes
Credits
Index
数年前、あるロラン・バルト論を翻訳している途中、Jonathan Spenceの名前に出会して、その時彼が世界的な漢学者であることをようやく知り(ということは、それまで知らなかったということだ)、己の無教養を悟って以来、Jonathan Spenceという名前は常に気になってはいた。