山内志朗氏のツィート;
稲垣良典先生が昨日お亡くなりになった。心よりお悔やみ申し上げます。稲垣先生、本当にお世話になりました。先生なしに中世哲学が日本で広く展開することはできませんでした。これからも私達をお守りください。
— 山内志朗 (@yamauchishiro) 2022年1月16日
稲垣良典先生と坂部恵先生との対談をテープ起こしをして、哲学書房の中野幹隆さんが、稲垣先生の言葉は聞いていると目立たないのですが、文字に起こすと際立った姿を持ち始め、大きな流れを語りだすのです、と語っていたことを思い出した。ずいぶん昔のことだ。
— 山内志朗 (@yamauchishiro) 2022年1月16日
マス・メディアによる報道は見つからなかった。
稲垣良典*1という名前を知ったのは、駿河台の某古本屋で岩波新書の『現代カトリシズムの思想』という本を見つけたときだった。たしか、大学4年の押し詰まった頃。2020年に『神とは何か 哲学としてのキリスト教』を納得したり・しなかったりしながら呼んだのだが、これが生前最後の本だったのね!