「大学学長」の発言

朝日新聞』の記事;


元自民議員の学長「テレビ局を中韓の局が乗っ取り」
2018年5月3日20時52分


 元自民党衆院議員で、九州国際大北九州市)学長の西川京子氏(72)が3日、福岡市内であった改憲派の集会で、テレビ局の放送内容が護憲に偏っているなどと批判し、「同じビルに中国、韓国のテレビ局が入っている。完全に乗っ取られているんですね。(改憲は)この人たちとの戦い」などと発言した。

 発言があったのは、改憲を訴える「美しい日本の憲法をつくる福岡県民の会」の集会。西川氏はまず、陸上自衛隊の日報問題を取り上げ、「(日報を)出さない方が悪いとやっているのは完全に日本のメディアではない」と主張。「いろいろな調査をした」とした上で、日本のテレビ局の建物の中に、中国や韓国のテレビ局が入居しているとして問題視。「以前は一部だったが、今は中枢にいるんですよ。日本人、何やってるんだと言いたい。この人たちとの戦いだということです、憲法改正は」などと述べた。

 発言後、西川氏は報道陣に対し、「テレビ局の住所の一覧表を見たら全部(中韓の局と)一緒だった。番組編成上、影響がないとは言えない」と説明。放送内容については、「コメンテーターは憲法改正に賛成じゃない人が圧倒的に多い。バランスが取れていない」などと話した。
https://www.asahi.com/articles/ASL535RKRL53TIPE011.html

政治家としても学者としても西川京子というのがどういう人か知らないけれど、「元自民党衆院議員」というよりも大学の学長がこういうことを言っているということが重要だろう。この発言は来年の九州国際大学の入試倍率にどの程度影響を与えるのだろうか。ワイドショーのネタにはなっていないようなので、そんなに大きな影響はないか*1


リテラ編集部「自民党改憲勢力ネトウヨ化が止まらない! 日本会議系集会で安倍信者の元議員が「日本のテレビは中韓に乗っ取られている」」http://lite-ra.com/2018/05/post-3994.html


これによると、


そもそも西川京子氏は2014年衆院選を最後に政界引退したが、典型的な極右女性政治家。たとえば、憲法では「米国の押し付け」を主張、9条2項改正や家族条項の新設、あるいは夫婦別姓反対、婚外子相続差別撤廃の民法改正反対、教育基本法における「教育は、不当な支配に服することなく」の削除、首相の靖国神社参拝賛成を公言するなど、その主張はゴリゴリの極右、というか日本会議とか安倍首相とほとんど同じものだった。

 実際、自身が落選していた自民下野時には、同じく浪人組の萩生田光一・現幹事長代行らとの雑誌鼎談で安倍氏を擁護、2012年の自民党総裁選挙でもブログなどで熱烈な安倍支持を表明し、同年の総選挙で議員に復帰すると第二次安倍政権では文部科学副大臣に抜擢されるなど、近年では“安倍シンパ極右議員”の一員として見られていた(むしろこんな人がいま大学の学長をやっていることのほうが驚きである)。