「三田のガウディ」

神庭亮介*1「蟻鱒鳶ルは現代のバベルの塔だ 「三田のガウディ」岡啓輔の聖なる野望」https://www.buzzfeed.com/jp/ryosukekamba/gaudi


東京都三田*2で、2005年以来、ほぼ完全なDIYによって自宅ビル「蟻鱒鳶ル」を建て続けている建築家の岡啓輔について。私は岡氏のことも「 蟻鱒鳶ル」のことも初めて知ったのだけど、実は(俗な意味でも)けっこうの有名人なのね。『タモリ俱楽部』で取り上げられたり、さらには漫画化されたりして。
ほぼ日刊イトイ新聞』の連載、磯達雄『ひとりでビルを建てる男。』は2006年以来の記録*3。その序文に曰く、


「都内に小さな土地を買い、地下1階地上4階の家を
2〜3年かけてセルフビルドで作ります。
鉄筋コンクリート造で、完成形は決定しておらず
現場で即興的にデザインしてゆきます。
岡啓輔39歳、セルフビルダー、一級建築士
そんなメールが「ほぼ日」に届いたのは2005年のことでした。
「SDレビュー」という建築のコンテストで
藤森照信賞”を受賞したこのとんでもない計画、
ほんとうに、本人の労力と、
たまに来てくれるともだちの手伝いだけを頼りに、
「自分でビルを建ててしまおう」というものなんだそうです。
建築の世界でも注目されているというこの冒険を、
竣工予定の2009年まで、
「ほぼ日」で追いかけてゆくことにしました。
なお、レポート担当は、建築ジャーナリストの
磯達雄(いそ・たつお)さんです。
なにが起こるかわからないけど、がんばれ岡さん!
この時点では完成予定は「2009年」だった!
See also


田端あんじ*4「「タモリ倶楽部」「月曜から夜ふかし」にも登場……三田のガウディこと一級建築士の岡啓輔さんが漫画になったよ〜!」https://youpouch.com/2015/01/14/246523/
観月陸「ホームセンターで仕入れた資材のみ―重機も使わず自宅を建築した男「岡啓輔」の話」https://woman.mynavi.jp/article/140520-36/
石原たきび「究極のDIY!? 東京都心で“手作り”のビルを建てている岡啓輔さんを直撃しました!(vol.1)」https://pacoma.jp/37435
石原たきび「究極のDIY!? 東京都心で“手作り”のビルを建てている岡啓輔さんを直撃しました!(vol.2)」https://pacoma.jp/38076
河本順子「僕は建築のいらない世界をずっと夢見てきた。:岡啓輔インタビュー」http://haps-kyoto.com/haps-press/oka_interview/oka/


岡氏のライフ・ヒストリーやそのデザイン思想に関しては、川本順子さんのインタヴューが(私が見た中では)いちばん詳しかった。