NHKの報道;
芥川賞・直木賞の候補って、こんなに早く、まだ年も明けないうちに発表するものだっけ? それにしても、岸どん*1が候補というのは凄い!
第156回芥川賞・直木賞 候補作決まる12月20日 5時00分
第156回芥川賞と直木賞の候補作が発表されました。それぞれ5つの作品が選ばれ、芥川賞は3人が初めて候補になったほか、直木賞は恩田陸さんが6回目の候補になりました。
芥川賞の候補作に選ばれたのは、加藤秀行さんの「キャピタル」、岸政彦さんの「ビニール傘」、古川真人さんの「縫わんばならん」、宮内悠介さんの「カブールの園」、山下澄人さんの「しんせかい」の5つの作品です。
山下さんは4回目、加藤さんは2回目の候補で、岸さん、古川さん、宮内さんは、初めて候補に選ばれました。
このうち、岸さんは京都の龍谷大学の教授を務める社会学者で、著作のほかインターネットでも積極的に発言していますが、小説を発表したのはこの作品が初めてです。
また、宮内さんはこれまで2回、直木賞の候補になり、今回は芥川賞の候補に選ばれています。
一方、直木賞の候補作には、冲方丁さんの「十二人の死にたい子どもたち」、恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」、垣根涼介さんの「室町無頼」、須賀しのぶさんの「また、桜の国で」、森見登美彦さんの「夜行」の5つの作品が選ばれました。
恩田さんは平成4年にデビューして以来、「夜のピクニック」で本屋大賞を、「中庭の出来事」で山本周五郎賞を受賞するなど、数々の賞に選ばれ、直木賞は今回6回目の候補です。
冲方さんと森見さんは2回目、垣根さんと須賀さんは初めての候補となりました。
選考会は、来月19日に行われ、その日の夜、受賞作が発表されます。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161220/k10010812931000.html
*1:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060319/1142788647 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070829/1188353971 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080723/1216825955 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080724/1216861749 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080809/1218295202 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160504/1462383886 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20161121/1479732505