承前*1
Sam Jones “Castro's legacy and the envy of many nations: social care in Cuba” https://www.theguardian.com/world/2016/nov/27/castros-legacy-and-the-envy-of-many-nations-social-care-in-cuba
Rory Carroll “Fidel Castro's dark legacy: abuses, draconian rule and 'ruthless suppression'” https://www.theguardian.com/world/2016/nov/27/fidel-castro-dictator-legacy-abuses
フィデル・カストロの遺産。ポジティヴな遺産とネガティヴな遺産。
キューバが識字率100％を達成していること。高度な医療。キューバ人民が高度な医療を享受しているだけでなく、キューバ人医療労働者（医師、看護師）は国際的な医療援助の主戦力である。キューバ人の平均寿命が先進国の水準に達していること。ネガティヴな遺産は勿論〈異論反論オブジェクション〉に対する容赦ない弾圧。また、せっかく高い識字率を誇っていても、キューバでは書物が手に入りにくいのだった。
ところで、Sam Jones氏の記事で識字率を比較されている墨西哥とドミニカ共和国の識字率もアフリカや中東の同レヴェルの経済力の国と比べるとかなり高いのではないだろうか。
