138年で初めて

朝日新聞』の記事;


高砂部屋に「関取不在」の危機 138年の歴史で初か

2016年11月27日19時38分

 名門の高砂部屋が関取不在の危機だ。西十両9枚目の朝赤龍が4勝11敗と大きく負け越して来場所の幕下転落が濃厚で、西幕下3枚目の朝弁慶は4勝3敗と勝ち越したものの、再十両は微妙な状況だからだ。高砂部屋は1878(明治11)年から現在まで138年、絶えることなく十両以上の力士がいるだけに、「部屋の先輩方に申し訳ない」と朝赤龍初場所の新番付は12月26日に発表されるが、高砂親方(元大関朝潮)は「もしそうなったら残念だけど、受け止めて新しい関取を作ればいい。次に向かうことが大事だから」と話した。
http://www.asahi.com/articles/ASJCW3JJCJCWUTQP00K.html

高砂部屋といえば、現存の角力部屋(一門) の中で最古とはいえないけれど、長い歴史を有していることは事実だ*1。歴史が古いだけではなく、面白いエピソードも沢山ある。また、大相撲の国際化というか高見山などの布哇人力士*2受け入れの先駆でもあった。
さて、米国大リーグのシカゴ・カブスの108年ぶりの優勝をドナルド・トランプ当選*3に結びつける言説が存在する*4。結論を下すには慎重なオカルト学的省察が必要なのだが、高砂部屋の事態によって日本でも途轍もないことが起きるかもしれない。勿論「今回このカブスを優勝に導いたカルチャーは「トランプ的」なものとは無縁といいますか、ほとんど正反対だと言えるでしょう」という冷泉彰彦*5の指摘はその通りだと思うのだが*6