Jadranka Stojaković

別の用件でネットを彷徨いていたら、ユーゴスラヴィアボスニア・ヘルツェゴヴィナ)生まれの歌手で、日本で活動していたヤドランカ*1が今年の5月に亡くなっていたことを知った。嗚呼。
産経新聞』に載った共同通信の記事;


2016.5.5 21:50更新

冬季五輪テーマ曲歌ったヤドランカさんが死去 旧ユーゴの国民的歌手、日本拠点に活動

 サラエボ冬季五輪のテーマ曲を歌い、一時日本を拠点に活動した旧ユーゴスラビアの国民的な女性歌手、ヤドランカ・ストヤコビッチさんが3日、ボスニア・ヘルツェゴビナ北部バニャルカの老人ホームで死去した。65歳だった。地元メディアが5日までに伝えた。難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患っていた。

 1950年、現ボスニア・ヘルツェゴビナサラエボで生まれた。10代で音楽活動を開始。サラエボ冬季五輪のテーマ曲は自ら作詞、作曲した。日本に滞在中の92年にボスニア紛争が起きたため、帰国できず東京を中心に活動を続けた。

 日本各地で公演、歌で平和を訴えた。映画「魂萌え!」の主題歌も歌うなど活躍したが、2011年の東日本大震災後に日本を離れ、ボスニアに戻った。晩年はALSで音楽活動から遠ざかっていた。(共同)
http://www.sankei.com/world/news/160505/wor1605050052-n1.html

See also


「ヤドランカ永眠」http://mobilesamurai41.blog.so-net.ne.jp/2016-05-08


なお、杉山武子「ヤドランカさんを思う」*2は2012年のエントリー。「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」*3という致命的な難病のことは言及されていない。