天皇年頭所感(メモ)

江川紹子*1天皇陛下の年頭所感を読む」http://bylines.news.yahoo.co.jp/egawashoko/20150102-00041979/


今上天皇の「年頭所感」について。
曰く、


毎年、年の初めに発表される天皇陛下の所感。戦後70年となる今年は、戦争がもたらした多くの犠牲に触れ、「満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくことが、今、極めて大切なこと」と述べられた。

過去にしっかりと向き合い、そこから教訓を学び、2度と悲惨な戦争の当事国とならないよう、この機会にしっかり考えていこうという呼びかけと、私は受け止めた。ただ、新聞によっては、なぜか「歴史を学び」という言葉を見出しから割愛し、「日本のあり方考える機会」(読売)「日本のあり方考えていくこと極めて大切」(産経)としたところもあった。

中国では、「満州事変」(「九一八事変」)に言及していることが注目されている。例えば、


「日本天皇発表新年感言 呼吁反省九一八事変」http://www.guancha.cn/Neighbors/2015_01_02_305057.shtml
徐静波*2「日本天皇新年談話為何要提”9.18事変”」http://news.sina.com.cn/zl/world/blog/2015-01-04/10142950/1288814951/4cd1c1670102v9j4.shtml


まあ、これで安倍晋三も8月にあまり滅多なことは言えなくなるという歯止めにはなるのだろうか。