勝見洋一

承前*1

筋萎縮性側索硬化症(ALS)について調べようとWikipediaを読んでいたら、ALSを患った人のリストの中に料理評論家の「勝見洋一」氏*2の名前があるのに気づいた*3。そして、今年の4月に亡くなっていたことも。
『朝日』の記事;


エッセイストの勝見洋一さん死去

2014年4月18日03時14分


 勝見洋一さん(かつみ・よういち=エッセイスト、料理評論家)が17日死去、64歳。通夜・葬儀は近親者のみで行う。

 元美術商。パリと北京に長く滞在し、中国料理から中国文化に迫った「中国料理の迷宮」で2000年にサントリー学芸賞を受賞した。昨年夏に筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断されていた。
http://www.asahi.com/articles/ASG4K6DG4G4KUCVL01L.html

中国料理の迷宮 (講談社現代新書)

中国料理の迷宮 (講談社現代新書)

新橋の美術商の家に生まれ、文化大革命中に北京で美術品の鑑定に携わったとか、その履歴において、魅力的ないかがわしさを持った人だった。何時頃だったか、桂林から川を下ったところにある陽朔にロケしたNHKの番組に出演していたのを視たことがあるが、その風貌も魅力的ないかがわしさに充ちていた。
See also


妹尾翠「エッセイスト・美術鑑定家・料理評論家、勝見洋一氏「お別れ会」 ゆかりの地バンクーバー桐島洋子元夫人と友人らが集う」http://www.e-nikka.ca/Contents/140626/communitynewsPh_01.php