もうひとり、その他

http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130802/1375404454に対して、


慧遠(EON) 2013/08/14 00:01
ロバート・N・ベラー氏は昨年10月に来日し、講演・シンポジウムが開催されましたが、ベラー氏がパーソンズ氏の下で学んだハーヴァード大学の1950年代前後の社会関係学科における大学院生(パーソンズはこの時期を大学院生の真の「黄金時代」と記していた)の同期には、ベラー氏の他、クリフォード・ギアーツ、ジェームズ・オルズ、モーリス・ゼルディッチ、レネー・フォックス、フランシス・ブリコー、ニール・スメルサー、ジャクソン・トビー、キャスパー・ネイゲレ、セオドア・ミルズ、エズラ・ヴォーゲル、ウィリアム・ミッチェル、、フィリップ・スレーター、ミッチェル・オムステッドらがおり、これらの人々はすべてアメリカの社会学を代表する研究者となっているのに、驚くばかりです。
http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130802/1375404454#c1376406087
この時期のタルコット・パーソンズの弟子としては、ハロルド・ガーフィンケル*1を挙げないわけにはいかないでしょう。
See Wikipedia entry http://en.wikipedia.org/wiki/Harold_Garfinkel
さて、ヴォーゲル橋爪大三郎のインタヴュー(『ヴォーゲル、日本とアジアを語る』)では、パーソンズについてあまり語ってはいなかったと思う。パーソンズの弟子ではないが協働者であるエドワード・シルズ*2について検索していたら、1995年の追悼記事が出て来たので、マークしておく;


“Obituary: Edward Shils, Committee on Social Thought, Sociology” http://chronicle.uchicago.edu/950202/shils.shtml


パーソンズとシルズが知り合ったのは第二次世界大戦中のOSS(Office of Strategic Services)*3の活動を通じてか。OSSについては、加藤哲郎象徴天皇制の起源』*4を参照のこと。

それからベラーについて追加;


Charles Burress “Eminent UC Berkeley Sociologist Robert Bellah Dies” http://berkeley.patch.com/groups/obituaries/p/eminent-uc-berkeley-sociologist-robert-bellah-dies
MICHAEL KAZIN “The Father of America's 'Civil Religion' Has Died” http://www.newrepublic.com/article/114237/robert-bellah-coiner-civil-religion-dies
“Jeffrey Alexander’s comments on the passing of Robert Bellah” http://ccs.research.yale.edu/fellows/senior/alexander_bellah/ *5