- 作者: ポール・ヴァレリー,恒川邦夫
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2010/05/15
- メディア: 文庫
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ポール・ヴァレリーがその著書Ma mereに序文「東洋と西洋」*1を書いた盛成の回顧録が出ていたので、買った。
盛成『盛成回億録』山西人民出版社、2012*2
引言
留洋回国
国難当頭
参軍抗日
結婚生子
暗査故宮盗宝案
任職中央
戦地記者
国破山河
蟄居台島
流離欧美
游子帰来
悠游山水
附録
後記
また葛兆光『宅茲中国 重建有関「中国」的歴史論述』中華書局、2011*3
自序
緒説 重建有関「中国」的歴史論述――従民族国家中拯救歴史、還是在歴史中理解民族国家?
第一編 在歴史中理解中国
第一章 ”中国”意識在宋代的凸顕――関於近世民族主義思想的一個遠源
第二章 山海経、職貢図和旅行記中的異域記憶――利瑪竇来華前後関於異域的知識資源及其変化
第三章 作為思想史的古輿図
【附録】 謎一様的古地図
第二編 交錯的亜洲、東亜與中国
第四章 西方與東方、或者是東方與東方――清代中葉朝鮮與日本対中国的観感
第五章 想象的和実際的:誰認同”亜洲”?
第六章 国家與歴史之間――従日本関於中国道教、日本神道教與天皇制度関係的争論説起
第三編 理解亜洲與中国歴史的方法
第七章 辺関何処?――従十九、二十世紀之交日本”満蒙回蔵鮮”之学的背景
第八章 従”西域”到”東海”――一個新歴史世界的形成、方法及問題
結論 預流、立場與方法――追尋文史研究的新視野
参考文献
後記
*1:See http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20120506/1336268010 Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20120610/1339254978 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20120612/1339511016
*2:英語のタイトルはThe Memoirs of Cheng Tcheng。1993年に刊行されたものの新版。盛成は1996年に亡くなっている。
*3:Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20120117/1326821747