『南宗正脈』など


一昨日上海博物館*1で『南宗正脈(The Orthodox Lineage of the Southern School)』*2を観た。王時敏*3、その孫である王原祁*4の作品を中心に、清朝初期・中期の南宗画(所謂南画)作品を一挙に公開したもの。「画家以古人為師」という伝統主義の自覚的追求。
さて考古学者の陳夢家*5は明朝家具のコレクターでもあった。彼は妻の給料を生活費に使い、自らの給料は明朝家具の収集に使っていた。そのコレクションは現在上海博物館が所蔵している(Peter Hessler Oracle Bones, p.228)。

Oracle Bones: A Journey Through Time in China (P.S.)

Oracle Bones: A Journey Through Time in China (P.S.)

ところで、西洋絵画における〈模倣の伝統〉;


Jonathan Jones “The art of the remake” http://www.guardian.co.uk/artanddesign/2012/jan/17/art-of-the-remake-paintings


まだきちんとは読んでいない。