山人(Shanren)

先週の土曜日の話。
土曜日はDuck Fight Goose*1のライヴ(育音堂)と「山人」*2のライヴ(Mao Live)*3がバッティングしていて、どちらに行こうかと迷ったのだが、結局「山人」の方にした。
「山人」は雲南省出身のバンド。「彝族」のような少数民族的メロディをファンキーなビートに乗せて演奏する。とにかくノリがいい。また兎角無愛想が多い中国のロック・バンドの中にあって、珍しくフロアに対するサーヴィス精神も旺盛。演奏力ということで特筆すべきなのは「小不点」*4。彼はバンドの中では唯一の貴州人で布依族。パーカッションや笛やハーモニカのほか、ヒューマン・ビート・ボックスなどもこなす。それから、名前は失念したが、前座として雲南省大理出身のバンドが演奏した。けっこうへヴィなロックを4曲くらい演奏したのだが、こちらの方の特色は女性ヴォーカルのデスな声。