JGB とAIL

承前*1

Mark Brown “JG Ballard archive acquired for British Library” http://www.guardian.co.uk/books/2010/jun/10/jg-ballard-archive-british-library
http://www.guardian.co.uk/books/series/jg-ballard-archive


昨年4月に亡くなった作家J. G. バラードの草稿、書翰、ノート等の関係資料がBritish Libraryに寄贈された。これは、作家などの関係資料を国家に寄贈する代わりに遺族に相続税を減免するacceptance in lieu(AIL)制度によるもの。2011年夏頃までには閲覧が可能になるという。このアーカイヴにおいて特に注目すべきなのは、訂正・修正・追加の跡が生々しく残る『太陽の帝国*2や『クラッシュ』*3の草稿。それから、このアーカイヴはバラード16歳のときの学校のレポートも含んでいる。

太陽の帝国

太陽の帝国

ところで、AILという制度は特に最近あまりうまく機能していないという。多くの作家が生前に自らの草稿等の資料を資金の豊富な米国の大学に年金代わりとして売却することを択んでいる。