http://d.hatena.ne.jp/zarudora/20080910/1221016187
今村仁司『近代の労働観』の紹介。猿虎先生、偶にはいいことをいう。
- 作者: 今村仁司
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1998/10/20
- メディア: 新書
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- 作者: 多田道太郎
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1980/11/30
- メディア: 文庫
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- 作者: 山内昶
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1994/10
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- 作者: 鈴木正三,鈴木大拙
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1948/08
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- 作者: R.N.ベラー,堀一郎,池田昭
- 出版社/メーカー: 未来社
- 発売日: 1962
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さて、今年は『人間の条件』が刊行されてちょうど半世紀目だということに気づく。例えば、これらの反応*3は〈半世紀〉に見合ったものといえるかどうか。そちらの方が検討の価値ありといえるかもしれない。というか、『人間の条件』第3章をきちんと読んだ人はあまりいないのではないか(勿論、私にも他人を論う資格はない)。
- 作者: Hannah Arendt
- 出版社/メーカー: University of Chicago Press
- 発売日: 1998/12/01
- メディア: ペーパーバック
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という論に関しては、取り敢えず?を10個くらいつけておく。
フルタイム男性労働者をモデルとした連帯がもはや通用しがたいというのはその通りでしょう。しかし、様々な働き方の中に、働いて社会に参加しているという共通性を連帯の中核として確立することが不可能とは思えない。というか、それを捨ててはほかに連帯の核となるものはないと思います。
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/post_48ae.html
*1:See http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20071205/1196821201
*2:鈴木正三と平均的日本人の宗教性との関連については、島薗進『現代宗教の可能性』も参照されたい。
*3:http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/zarudora/20080910/1221016187