呉記

火鍋の店「呉記」は自宅から徒歩1分以内のところにある。しかし、上海に来てからまだ1度も入ったことはなかった。暖冬にも拘わらず寒さがバックラッシュした日曜、意を決して(という大袈裟なことではなくたんなる気紛れで)「呉記」で晩飯を食べることにした。鍋底は紅白2色の「鴛鴦」にする。白い方のスープにトマト(番茄)が入っているに先ず驚く。紅い方には血豆腐が仕込んである。野菜類のほかに、肉類としては、牛のせんまい(牛百葉)、豚の脳味噌、1皿50元の霜降り牛肉を頼む。美味しかったけれど、さすがに最後の方になると、舌の感覚が麻痺してくる。最後にデザートとして、アイス・キャンディを貰ったのだが、それは嘘のように美味しかった。
「呉記」の本店は臺北だが、http://www.suzukinet.com/diary2001/diary2001-03-16.shtmlによると、洛城(Los Angeles)にもあるようだ。また、http://chunjiao.astro.ncu.edu.tw/~daisuke/ja/memo/200604/20060418.htmlは臺北の八徳路の「呉記」で食べたことが記されているが、日本語/中国語/英語の「天文用語」のグロッサリーあり。