清朝貴族(旗人)の衣服ということで、図像を探したのだが、巧くいかず。しかしながら、去年の3月のニュースなのだが、広州市に自称清朝皇室の末裔が出現したというネタを発見;
http://news.sina.com.cn/s/2005-03-07/15205290880s.shtml
http://news.sina.com.cn/s/2005-03-08/10326006330.shtml
http://news.sina.com.cn/s/2005-03-10/02316041932.shtml
その人は「愛新覚羅州迪」氏、46歳。末代皇帝たる溥儀の「堂弟」(父方の従弟)に当たるという。広州に生まれ育ち、1980年に香港に移住し、近年広州に戻ってきた。彼は常に皇族の色たる黄色の服を着て、身の回りの品々も黄色で統一している。彼が「愛新覚羅」姓を名乗ったのは最近のこと。辛亥革命後、「愛新覚羅」一族は「周」や「紹」のような漢民族っぽい姓を名乗ることが多かったが、彼も「周佑銭」として生まれ、現在所持している台湾のパスポートもその名義である。因みに、英語名は”Dick”。
これらの記事を読んで、ラスト・エンペラー溥儀の弟(末弟か?)である溥仁氏が存命であり、北京に住んでいることを知った。