久々にCharlie Hadenの”Silence”を聴く。今聴いているのは、1983年にリリースされたThe Ballad of the Fallen。
”Silence”――音を介してしか「沈黙」を沈黙として表現することはできないということ。
“Silence”には様々なヴァージョンがあるのだが、私の場合、Egberto GismontiとJan Garbarekとのトリオの作品Magicoに収められたヴァージョンがいちばん好きではある。Charlie Haden自身によるライナー・ノーツから引用する;
このヴァージョンでは、最後Carla Bleyのピアノだけになって、フェイド・アウトするわけではなく、また突然ではなくゆっくりと音が途切れることによって終わるのだが、今聴いてみて、それがとても印象に残った。
Silence is at the beginning and end of everything in life. This song was written with the thought that tere are infinite possibilities for humankind contained within the brilliance of the universe.