出字亀漂流記

“The incredible journey of a camera lost at sea” http://www.bbc.com/news/world-asia-43579098
笹川かおり「台湾に流れ着いたカメラ、誰のもの? 拾った児童らネットで捜索 ⇨ 東京の女子大生と判明」https://www.huffingtonpost.jp/2018/03/28/taiwan-camera_a_23398080/


2015年9月に沖縄の石垣島で防水ケースに入ったまま海中に失くしてしまったディジタル・カメラが2年以上経った今年の3月に台湾の宜蘭県の海岸で小学生に拾われ、さらにネットの海を経由して、東京に住む持ち主の許に帰ることになったという話。
〈瓶の中のメッセージ(message in a bottle)〉ならぬ防水ケースの中のメッセージ。1906年11月に英国のプリマスから海に流された〈瓶の中のメッセージ〉が108年経った2015年に独逸に漂着し・拾われたということがあったのだった*1。100年以上前のディジタル・カメラが漂着したけれど、写真を撮った人も被写体もみんな既にこの世にいなかったということもあり得るわけだ。

*1:See Maev Kennedy “Message in a bottle, promising finder a shilling, bobs up after 108 years” http://www.theguardian.com/world/2016/apr/19/message-bottle-washed-ashore-108-years-worlds-oldest Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160420/1461173927