『情緒符号』


土曜日、衡山坊のArario Gallery*1で、梁曼蒞『情緒符号(Emocoding)』を観た。ここで梁が展開しているのは(些かステレオタイプ的な言い方をすれば)モンドリアン的な幾何学的抽象画。勿論情動と幾何学の関係というのが問題になるのだが、印象に残ったのは寧ろ、〈地−図〉*2というか絵画と余白(margin)の問題のヴァリエーションということなのだろうけど、(絵の)フレームの内外の関係、展示された絵画と(ギャラリーの)壁や床との関係なのだった。
このエントリーを書き終えてから気づいたのだけど、『情緒符号』のオープニングは日曜日(4月16日)であり、オープニングの前に観てしまったことになる(笑)。