John Hinckley Jr

Associated Press “John Hinckley, man who shot Ronald Reagan, released in Virginia” https://www.theguardian.com/us-news/2016/sep/10/john-hinckley-ronald-reagan-shooter-released-virginia


9月10日、61歳のJohn Hinckley Jrが35年ぶりに米国ワシントンの聖エリザベス病院を退院した。彼は1981年に時の米国大統領ロナルド・レーガンを狙撃したが、刑事責任は問われず、精神病院に強制的に入院させられていた。既に危険性はないと判断され、7月末に退院が決定していた*1。今後は、ヴァージニア州ウィリアムズバーグ*2の母親の家に住みながら、治療が続けられるという。また、彼はインターネットへのアクセスはできるものの、自らが起こした事件について検索することは禁止され、フェイスブックツィッター、ユーチューブ、 インスタグラム、リンクドインのアカウントも許可なく取得することはできないという。
事件の関係者ということでは、銃撃され一命を取り止めたロナルド・レーガンは2004年に没し、その夫人ナンシーも今年の3月に他界している*3。また、事件のとき、レーガンを護衛していたシークレット・サーヴィスのJerry Parrも昨年10月に85歳で亡くなっている*4