「ドリカムという存在は、いまの日本では一種の踏み絵みたいなもんで、「これを受け容れないお前は社会不適合者だ」という機能を持ってるじゃないですか」という文を読んだ*1。そうなんだ！ 「踏み絵」なんだ！ というか、10年以上、私の（リアル・スペースとサイバースペースを込みにした）周辺で、ネガティヴにせよポジティヴにせよ、「ドリカム」或いはDreams Come True*2という名前が言及されたことはなかった。誰かとsがつくのはdreamの方なのかcomeの方なのかという話をしたことがあったのだが、それはたしか911よりも前。まあ、「ドリカム」は決して嫌いではない。というか、いくら「ドリカム」が嫌いな人でも、吉田美和*3の歌は（ノーマルな意味で）上手いということは認めなければならないだろう。それよりも、特に私よりも上の世代にとっては、吉田美和がりりィの義理の娘になっているということの方が吃驚なんじゃないか。
