「So Fuckin’ What ?」http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20130928
「安倍の演説にゲッコー」http://taraxacum.seesaa.net/article/376238145.html
安倍晋三「ニューヨーク証券取引所 安倍内閣総理大臣スピーチ」http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2013/0925nyspeech.html
を巡って。
この谷口智彦とかいう元『日経ビジネス』記者が書いたというスピーチは、かつてのコム・デ・ギャルソンを着た吉本隆明以上に遺体痛い感じがするのだけれど、上の2つのエントリーで問題にしているのは、オリヴァー・ストーンの『ウォール街』を援用しての、
世界経済を動かす「ウォール街」。この名前を聞くと、マイケル・ダグラス演じるゴードン・ゲッコーを思い出します。
という部分。英語圏では、例えば(英国の)『デイリー・テレグラフ』が突っ込みを入れている*1。まあ、バラク・オバマでも習近平でもいいけれど、東京証券取引所で、村上ファンド*2とか中江滋樹(『投資ジャーナル』!)を援用しながらスピーチするっていうのはどうよ。ところで、消費税率引き上げによって、Buy my AbenomicsからBye bye Abenomicsになるのかどうか*3。
ゴードン・ゲッコー風に申し上げれば、世界経済回復のためには、3語で十分です。「Buy my Abenomics」
ウォール街の皆様は、常に世界の半歩先を行く。ですから、今がチャンスです。
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自粛といいつつ追記。中江滋樹(と倉田まり子)を巡って;
Wikipediaエントリーhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%B1%9F%E6%BB%8B%E6%A8%B9
秋山謙一郎「中江滋樹が生きていた 〜投資ジャーナル事件の中心人物〜」http://blog.livedoor.jp/akiyama_kenichirou/archives/51014592.html
「投資ジャーナル・中江滋樹」http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/19134/18814/4803649
*1:Denise Roland “Japan has made 'Gordon Gekko comeback', says PM” http://www.telegraph.co.uk/finance/economics/10336166/Japan-has-made-Gordon-Gekko-comeback-says-PM.html
*2:Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060127/1138329871 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060624/1151116768 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090922/1253616098
*3:See http://osaan.hatenadiary.jp/entry/2013/09/29/182546
*4:http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100718/1279470669はそういう偏見に基づいて書かれている。
*5:Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110706/1309927653
*6:彼以外の作家が撮ればもっとよくなったよ。或いは映画ではなく舞台劇にした方が面白かったと思う。