日曜日、上海当代藝術館*1にて、『印度現在(India Xianzai)』*2を観る。上海では印度現代アートをまとめて観る機会はこれが初めてではないかと思う。参加している作家は、Anju Dodiya、Chritra Gonesh、Fariba Alam、Hema Upadhyay、Jagannath Panda、Jitish Kallat、Justin Ponmany、Mithu Sen、Prabir Gupta、Reena Kallat、Riyas Komu、Schandra Singh、Suhasini Kejriwal、Suyakant Lokhande、Susanta Mandal、T. V. Santosh、Thukral & Tagra、Vibha Galhatra、Vivek Vilasini。
写真はJitish Kallatの立体作品。この衝撃はスタジオ・ジプリの「ねこバス」以来。
それから上海美術館に行って、安斎重男の作品展「藝術家的瞬間」*3を観る。安斎重男はアーティストのポートレイトを撮る写真家として知られるが、ここで展示されたのも、磯崎新&ジャスパー・ジョーンズ、安藤忠雄、オノ・ヨーコ*4、草間彌生、蔡國強*5、ギルバート&ジョージ、アンディ・ウォホール、三宅一生*6、ローリー・アンダーソン、それからピナ・バウシュ*7等々。ただ、この展覧会の目玉は1984年の白南準*8とヨゼフ・ボイスのポートレイト、1986年のヴェネツィア・ビエンナーレにおけるイサム・ノグチのスナップだろう。
安斎重男は最初画家として活動し、「もの派」に属していたというが*9というが、画家時代の彼の作品とかについては何も知らないのであった。
それから妻が自社のショップを視察している間、南京西路の路地裏にあるギャラリー&カフェ、plum.*10にて休憩。ここはとても寛げるスペース。
静安寺の久光の地下で夕食。鹿児島市に本店があるという焼鳥屋「ハットリ君」(中国語表記は「八鶏先生」)が進出していた。ここの焼き鳥のタレはまるで鰻のタレみたいに甘く・濃い。これは鹿児島風、それとも甘辛が好きな上海人に配慮したもの?
*1:http://www.mocashanghai.org/
*2:http://www.mocashanghai.org/index.php?_rnd=125108083319200927823413231615472
*3:http://www.cnarts.net/cweb/info/read.asp?id=1104&page=&kind=%C3%C0%CA%F5%B9%DD%A1%A2%B2%A9%C0%C0%BB%E1&category=1
*4:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20081208/1228706920 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20081209/1228790814 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090220/1235118476
*5:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20081027/1225116597
*6:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090717/1247796414
*7:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090703/1246590544
*8:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060131/1138678576 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060430/1146379093
*9:See 梁佳「在現場、他発現了藝術家的最美特質」(『東方早報』2009年8月21日)